第1話 フリーター時代

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時代は昭和から平成へ

僕が18歳で高校卒業した時は昭和63年天皇崩御で時代が「昭和」から「平成」に変わるところだった。

高校時代をバイクに乗ったり、好き放題に過ごしてきた私にとって、就職などあるわけがなかった。探すことすらしなかった。

世の中はバブル真っ只中、大学生すら車を親から買い与えられ車を持てた時代。

「プレリュード」「ソアラ」「スープラ」ちょっとお金のない人は「カリーナED」と車で楽しい大学生活と彼女とのデート・・・でも私にはなかった。

自分その何かをできると思っていたが、努力もしていない人間にはいくら時代がバブルだからって自分に時代の分け前はなかった。

時代はバブルに浮かれているのに、来る日もアルバイト。

居酒屋で深夜までアルバイト!

景気に浮かれサラリーマンがさっそうと駅に向かい出勤する時間に早朝5時までの居酒屋のバイトを終えた私は、サラリーマンが向かう方向と逆方向に・・・

家に帰り、疲れを癒すために寝る。

そしてまた起きて、居酒屋のバイト22時に出勤。

朝、すれ違ったサラリーマンが今度は、お客さんとしてお店に来る。

私はこれから早朝までアルバイト・・・朝になってアルバイトを終えると居酒屋の店長が「まかない」を作ってくれ、残ったバイトでお店のいない人の愚痴を言いながら一緒に飲む毎日。

店長に気に入られ、しもべになった私は、昼間特にすることもないので、健康ランド(当時はやりましたね)に行ったり。カラオケBOXに行ったりして無駄に時間を過ごした。

完璧に底辺だった。

そしてまた深夜のバイト・・・時代はバブル絶好調なのに陽のあたらない居酒屋の洗い場で来る日も来る日もアルバイト。

そうしていくうちに、お客として来ていた友達が自分の働いている建設会社の社長と一緒に飲んでいた。

友達「ひろ、お前これからずっと居酒屋でアルバイトとしてやっていくのか?俺が働いている会社の社長の兄弟が電気屋やってて助手募集中だってさ!俺が社長にお願いしてみようか?」

私「そうだね、俺もとから秋葉原で電子工作するの好きだし、電話工事とか我流でやってたし、テレビとかビデオとかいじるの好きだからいいね、頼むよ」といったらとんとん拍子に話が進んで行き電気屋で働くことが決まった。

深夜のバイトは辞めず、早朝のまかないを食べて飲んで帰るのをやめ、1時間半くらい寝てから朝8時30分には電気屋に出勤する毎日に変わった。

そして昼間:電気屋、夜:居酒屋の両輪で頑張る毎日。

電気屋の社長には、現場に連れていかれて、いろいろ教えてもらった。

それからの日々は電気屋、居酒屋、電気屋・・・の繰り返し。

そうして行くうちにようやく方向性が見えてきた!!

そうだ専門学校に行こう!!

そしてバブル崩壊

そして20歳になってようやく「自分は町の電気屋さん」を目指したい!! そう思うようになり、電気を目指すことになり専門学校の門をたたくことに・・・

そして時代はバブルが弾けた。

 

 

 

 

 

 

 

 

【つづく】

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